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『やんばる野生生物保護センター ウフギー自然館』

 

皆さん、こんにちは。

沖縄県は、先月4月28日に梅雨入りしましたが、5月初めのゴールデンウィークは晴天に恵まれ、各観光施設や

ビーチはとても賑わいをみせていました。今年の梅雨は雨の日が長く続かず、曇りや晴れの日が多いように感じて

います。それでも梅雨の時期で天候も崩れやすいため、今回は雨の日でも楽しめる施設について調べてみました。

当ホテル周辺の観光施設では、『海洋博公園 (沖縄美ら海水族館)』 や 『OKINAWA フルーツらんど』、

ナゴパイナップルパーク』 、『森のガラス館』、 『体験工房 琉球窯』 などがあり、雨天でも観光は可能ですが、

これらは本島北部の中でも有名な観光施設で、既に行かれた方は多いのではないかと思います。

 

今回は、少し変わったとてもおススメな場所をご紹介したいと思います。その場所とは、当ホテルから車で約50分の

所にある国頭村 (くにがみ そん) の やんばる野生生物保護センター  ウフギー自然館 です。

この施設は、『ヤンバルクイナ』 や 『ノグチゲラ』 など、山原 (やんばる) 地域で絶滅の恐れのある野生生物の

保護増殖事業や調査研究などを総合的に行うための拠点施設です。

※ 『ウフギー』 とは、『大木』 を意味する沖縄の方言です。

 

館内では、やんばるの森に暮らす野生生物についてパネルや剥製が展示されていたり、録音された泣き声を

聞くことができたりと、子供から大人まで楽しむことができます。また、自然で生きている姿を見ることが難しい

貴重なヤンバルクイナの剥製 (研究用に測定するための剥製) が展示されており、羽や体に触れることが出来ます。

このヤンバルクイナの剥製は、交通事故により死んでしまった個体で、やんばるの貴重な野生生物が交通事故に

遭うケースや、ペットが捨てられ野生化した野ネコや野イヌが、やんばるの森の在来種を脅かしている現状が

あります。施設内では、交通事故に遭ってしまったヤンバルクイナを保護した際の救護用ダンボールが

用意されており、地域住民へ保護活動を呼び掛けています。

ぜひ皆さんもこの施設を通して、やんばるの森を覗いてみてはいかがでしょうか。

 

『ウフギー自然館』 へ行く途中の国道58号線沿いには 『道の駅  ゆいゆい国頭 』 もあり、ここだけでしか手に

入らないヤンバルクイナなどの野生生物のお土産品も販売しています。

※ 雨の日にお出かけの際は、お車の運転に十分お気を付けください。

 

◇ やんばる野生生物保護センター  ウフギー自然館 ◇

■ 所在地 : 沖縄県国頭郡国頭村比地263-1

■ TEL : 0980-50-1025

■ 開館時間 : 10:00~16:30

■ 休館日 : 毎週月曜日・一部祝日・年末年始

■ 入館料 : 無料

■ ホームページ : http://www.ufugi-yambaru.com/

 

◇ 道の駅 『ゆいゆい国頭 』 ◇

■ 所在地 : 沖縄県国頭郡国頭村奥間1605番地

■ TEL : 0980-41-5555

■ 営業時間 : 9:00~18:00

■ 年中無休

■ ホームページ : http://www.yuiyui-k.jp/

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■ 『ナゴパイナップルパーク。』 (2011年9月18日投稿)